2021年度 合格おめでとう!
他の人より出来ない事が多かった
d3で学んだこと
現役時代から2浪の間では絵の実力は勿論、人間としても成長出来たと思います。
現役当時は分かってないことをそのままにして改善しようとしなかった、だらしない正確だったのでデッサンも全然伸びませんでした。1浪時でも同じ様でした。その頃は、実技面で多少器用な部分が増えただけで、精神的には赤ちゃんのまま(←どこが分からないのかがわかってない状態)でした。
2浪目にして「大人になりなさい」と言われて、はじめて振り返ってみて、デッサンで適当に済ませていた悪い部分を無くすようにしようと思い始めました。わからないところは、ちゃんとわかるようにしようとも務めることができました。そこでで「きなかった」のではなく「しなかった」んだなあと理解できました。
講師からのアドバイスで印象に残っていること
私はよく先生が他の人に「上手い人ほど◯◯する」とか言っているのをよく盗み聞いていたので、それを実践してみたりしていました。
あと、デッサンでは特に「構図」が最重視されていて、「構図がダメだとどんなに形や質感がよくてもイメージダウンする」とよく言われました。
意識しはじめれば「ここ、こうすればかっこよくなるんじゃない?」と自分で判断することもできるようになりました。
受験の心構え
緊張しすぎないようにする。(自分はムサビの試験のときに、すごい武者震いを起こして、まともに筆が走れるのも危うかったです。かろうじてなんとかなりましたがなるべく落ち着いて取組んだ方が安全だと思います。)そのせいもあってかタマビ試験時には完全に緊張心がなくなり、(なくなったというよりは、抜けた)落ちついてアイデアを固めることができました。
これから入学する生徒たちへ
私はあまり人の話を聞いたりしなかったので(メモをとってもそのまま)他の人よりもできないことが多かったです。なので分からないところとか、気になる部分は友達や先生に相談した方が良いです。ちゃんと講習中のときにはメモをとってあとから忘れないように(同じミスをしないように)していった方が伸びるとおもいます。2浪目でやっとできてない部分をまとめるところから入った 私のようにはならないで下さい(笑)。
最初は楽しくなくてもだんだん描いていくうちに、慣れます。そうすると次第に楽しいとおもえるので、たくさん描いてって下さい。
絶対に受かる!何回も声に出して言っていました
d3で学んだこと
観察する事の大切さです。デッサンを描く時にモチーフをよく観ること、さわってみること、色々な角度で観ること、たくさん知るとモチーフと仲良くなれた気がします。紙の中に描き込める情報が増えて描き易くなるんだと思います。ちゃんと観ないで、ぼんやりしか知らないことは不安の原因になります。モチーフのように周りの物事全てをよく観察すると自分なりに発見があって、答えを出せれば怖くなくなる事がたくさんありました。
講師からのアドバイスで印象に残っていること
2つあります。まず「好きな事をしていい」と言われた時は好きな事ができる嬉しさもありましたが、自分の好きな事をはっきり理解できていなかった私にとっては何をすればいいのか分からない事がとても苦しかったです。ここで、自分の興味あるものは何か、私はどういう考え方をするのか、自分について探るきっかけになりました。好きなことが分かると、やりたい事も分かって、それを実現するためにどうするのか、と、自分の中で作品を作るための順序が少し分かってきた気がします。2つ目に「自信を持っていい」的なこと、何回も言われました。言われて最初の頃は、上手くないのになぜ自信を持たなきゃいけないんだ、と思っていましたが自分の自信と実力が釣り合っていないことに気付きました。私は結構上手かったです。実力相応の自信は必要でした。
受験の心構え
絶対受かる!と何回も声に出して言うようにしてました。自信無くても言い続けるよ受かる気になってきます。d3の先生の前では出発の前しか言えなかったのですが、友達や家族の前では「絶対受かるよ」自分に言い聞かせるためにもたくさん宣言をして、「落ちる」は絶対言わないように気を付けてました。気付かずに言ってたかもしれませんけど。現役のと時は「受かる」と声に出して言えるほど自分の実力に自信が無かったので言えませんでした。私は落ちると思って受験に臨みました。受かる筈が無いし、これで受かっても自信が無いままなので大学を楽しめなかったでしょうね。実際落ちました。今年合格できたのはこれ言ってたからだと思っています。
他 一言
何でもよく観ることが大切です。デッサンするとき、自分の絵と本物が違うなぁと思ったときは、比べて違いを見つけてください。難しいけど頑張ってください。