北九州市の美大受験予備校/造形芸術を学ぶならディーキューブアートスタジオ

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2018年度 合格おめでとう!






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嘉穂




多摩美術大学

情報デザイン


九州産業大学

ビジュアルデザイン



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大切なのは素直さを持つこと

d3で学んだこと
 私は高2の夏期講習からd3に通い始めました。入学した時は、将来絵に関わる仕事がしたいなとぼんやりとした目標しかありませんでした。しかし、d3に来ると入試に向けて勉強する仲間に刺激され頑張っていくうちに少しずつ方向が定まっていきました。d3での授業は、入試のためのデッサンやデザインだけでなく、自由に制作することもあり、自分の好きなものを考え活かしたり、自分なりの制作をすることができました。中でも印象に残っているのはd3の近くにある旦過市場の作品展に向けて制作をしたことです。実際に旦過市場に行って、働いている方と話したり隅々まで観察してりして面白いと思ったことを作品として残すことが出来ました。

講師からのアドバイスで印象に残っていること
 私が印象に残っているのは「デッサンの中に見所(見て欲しい頑張ったポイント)をつくる」ことと、「見る人を楽しませる」ことです。ぽやっと描くのではなく、構図や描写で見所を考えながら作ることを意識しました。2つ目の「楽しませる」ことはとても難しくてなかなか出来ませんでしたが、(特にデザインの課題で)クスっと笑えるようなポイントを作りたい、見た人に興味を持ってもらいたいと常に考えていました。

受験の心構え
 私の自宅はd3から遠く、部活との両立は大変で同級生と比べるとd3に通う日数も少なくなってしまいましたが、夏頃は特に周りに追いつこうと必死で描いていました。でも、それだけではなかなか上手くならず、友達のデッサンを見て意見交換したり、自分の長所・短所について分析してみたり、短所を補うためにどうしたら良いかを考えていました。結果、少しは成長できたのではないかと思います。大切なのは、一人でがむしゃらに描くのではなく、先生方の意見はもちろん、友達の意見も聞き入れられる素直さを持つことだと思います。

これから入学する生徒たちへ
 d3には同じ目標に向かって頑張る仲間が沢山います。入学するときの自分の目標が曖昧だとしても、仲間と努力する中で自然と固まっていきます。とにかく描くことと、好きな気持ちと楽しむことを忘れなければ受験を乗り越えることができます。学校では出会うことができない仲間を大切にして頑張ってください。






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青豊




大分芸術文化短期大学

美術専攻









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0からのスタートでも自分のペースで!

d3で学んだこと
 高3の秋に急遽、理系から美術系に進路変更し、d3に通い始めたのは3月からでした。入試直前から受験勉強を始めたので浪人を覚悟していました。それまで全くデッサンしたことがなかったので0からのスタートでした。しかし、先生達の熱い指導のもと、精神力、忍耐力、また周囲の人への気配りも、美術だけでなく生活面でも重要となることを学ぶことができました。また、志望するする絵画のことだけでなく、彫刻やデザインなど分野以外の内容も学習できたことは良かったです。特に刺激になったのは、旦過市場をテーマにした作品の制作と、制作した作品を発表する旦過市場展に参加したことです。市場に行き、お店の方とお話ししたり、展覧会の内容を案内するチラシを配ったりと全てが初めての経験で新鮮でした。社会の厳しさや、コミュニケーションの大切さを学んだ楽しい経験でした。私にとって、この一年は大変濃厚な日々でした。

講師からのアドバイスで印象に残っていること
 特に印象に残っていることは2つあります。1つ目は「絵を描くことと普段の生活の出来事は同じ」。はじめこの言葉を言われた時は半分くらいしか理解できませんでしたが、後になってやっと分かりました。その後は余計なことを考えず自分のペースでしっかり毎日過ごせたと思います。2つ目は「モチーフを愛す」です。私はいつも1つのことを言われると、そのことで頭が一杯になりモチーフの良いところや特徴などをおろそかにしがちでした。しかしそうではなく、第一にモチーフをよく観察して理解することが大切なのだと分かりました。

受験の心構え
 周囲の人に頼りましょう。先生や、d3のOB・OG(先輩)、友人に疑問・質問をぶつけてみることが大切です。対抗心を燃やすことも必要ですが、他人の頭を覗くことも大事です。とはいえ一番は己に負けないよう頑張ることですが。時には自分を褒めてあげるとやる気が出ます。

これから入学する生徒たちへ
 自分がどんな作品を造りたいか、楽しく探していけばよいと思います。そのためには努力し、周囲と協力し、どんどん自分の壁を崩し充実した毎日を送ってください。また、美術だからといって体を動かさないと思っていたらそれは間違いです。全力で描くには体力がいります。私は制作で息切れしないよう、海峡マラソンや100キロウォークなどに参加し体力面も強化しました。良い意味で受験に活かせたと思います。自分のスタイルで楽しく勉強してください。






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小倉




九州大学

芸術工学部 工業設計









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基礎をしっかり学び、積極的に課題に取り組むこと

d3で学んだこと
 九州大学のAO入試ではセンター試験の点数も必要だったので、学科の予備校に通いつつd3には4月から毎週土曜日通い始めました。それまでデッサンの経験はなく、特別絵が上手なわけではありませんでしたが、一から丁寧に基礎を教わり1年間で合格できる力を身につけることができました。

講師からのアドバイスで印象に残っていること
 「与えられたモチーフをよく観察すること」「積極的に課題に取り組むこと」の2つです。まずモチーフを色々な角度から観察することで、形や質感などの特色をつかむことができ、より正確にデッサンすることができます。またモチーフの配置構成を面白くなるよう積極性を持って考えてみたりすると、作品の内容が伴って充実してきます。その他様々な内容を学びました。

受験の心構え
 センター対策のために週に一度しか通っていませんでしたが、自宅でも学科の勉強の息抜きにデッサンの基礎の見直しをしていました。また、試験は卓上デッサンと共にその構成理由を問うものだったので、他人とは違う面白いことを書けるようにするため興味あることについての知識を増やしたりしていました。

これから入学する生徒たちへ
 センター6割程度、デッサン未経験という状態で浪人生活を開始しました。当時の自分の実力ではかなり厳しい合格を目標に約10ヶ月間、自分なりに努力しました。この浪人生活を通して目標を高く設定し、精一杯頑張ることが大切だと学び、それは必ずこれからの糧になると思います。もし自分の行きたい大学が今の実力からかけ離れていたとしても、まずはその大学を目標に努力してみると悔いの残らない結果が得られると思います。



※写真など、掲載している個人情報はご本人より了承をいただいています