北九州市の美大受験予備校/造形芸術を学ぶならディーキューブアートスタジオ

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2025年度 合格おめでとう!






川東 勇翔
門司大翔館高校


武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科

合格




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鉛筆



デザインの基本を学びました

d3で学んだこと
デッサンや造形について基本的な内容をしっかりと学び、それをベースにイメージを膨らませて表現する力、自分の表現したものを明快に伝達する客観性など、基礎的なデザインの勉強をしました。デザイン科を受験する人は、科されたテーマを時間内に色彩で表現する色彩構成が必要になることが多いです。独創的な視点や構成で個性を見せつつ、奇をてらう事なくそのテーマを客観的に表現し、見る人に伝達する作品を作るのは大変でした。練習を続けていくうちに自分の好きな表現や自分に合ったスタイルを見つけることが出来ましたが、それには先生からの意見や、d3に沢山残っている過去の先輩の参考作品、同級生との意見交換などがとても助けになりました。受験勉強が終わる頃には自分の意見や意志をしっかりと持ち、それを客観的に伝えることが出来るデザインが出来るようになりました。

講師からのアドバイスで印象に残っていること
デッサンの勉強をしている時に言われた「自然に見えるように描きなさい。」というアドバイスです。勉強が進んでいくと、様々な疑問が出て来ます。この部分の明度はこれでよいのか、色が薄く見えていないか、複雑な表情を持つモチーフの質感表現をどう描けばよいのか、、、など、上達するにつれ、自分の課題が複雑で難しいものになっていきました。その時、手癖で描いたり方法論的にデッサンを描くのではなく、自分の目でしっかりとモチーフ、空間、明暗、距離感などをよく観察して、そのデッサンの中で自然に見えるように描くことを意識しました。ただなんとなく見た通りに描くのではなく、モチーフを深く観察し、重要な要素を見つける観察眼、それを表現する描写力がとても鍛えられました。

受験の心構え
メンタルを上手く自分で保つことです。学科の勉強もしつつ、デッサンやデザインなどの勉強を頑張るのは本当に疲れます。自分は根を詰めすぎていた時期があり、その期間の作った作品はどれも弱く、迫力や自信のないものばかりでした。ある程度自分を追いつめることも大事ですが、受験勉強のことばかりを考える必要もないとおもいました。何か作品を制作する上で、デッサン力や、今まで勉強しきた知識はもちろん必要ですが、それと同じくらい自分の考えや感情、遊び心やプライドが必要です。何か好きな映画を観たり、音楽を聴いたり、遊びに行ったり、食べたり、散歩したりして、リラックスして、アイデアをインプットする時間が自分には必要でした。出来るだけ楽しく制作出来るよう受験に捉われすぎないことも大切です。

これから入学する生徒たちへ
ただ与えられた課題をこなすだけでは上達出来ません。今自分にできていないことは何なのか、どう改善すればよいか、自分はどんな表現が好きで、何を表現したいのか、、、など、思考を止めずに能動的に学習する事が大切です。人によって成長するスピードは違いますが、失敗を恐れず、沢山挑戦し、その度に得た経験は間違いなく成長に繋がります。勉強を始めたばかりで、まだわからないことだらけかもしれませんが、自分なりに作品について考えたり、先生や先輩に質問したりして、とにかく沢山の経験を積む事が大切です。d3にはデッサンや立体作品、デザインや油画など沢山の参考作品があり、年齢の近い美術を学ぶ仲間が沢山います。自分で挑戦してみたり、沢山のよい作品を観て経験を積んで、自分なりの考えを持ちながら勉強に取り組むをよいと思います。






森 彩華
鎮西敬愛高校


武蔵野美術大学 油絵学科
大分県立芸術文化短期大学 美術

合格




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油彩
入試再現



出来ることを一生懸命やれば結果はついてくる

d3で学んだこと
客観的な視点を持つことだと思います。ばっちり描けたと思った絵でも、講評で他の人の絵と並べられると、自分の絵の劣っている部分がすぐ分かります。私は上手くいかないときはもちろん、絶好調でも一旦手を止めて周りの様子を見たり、絵を離して見ることを肝に銘じていました。また視野を広げるために、先生や友達と意見交換し、それを取り入れることも大切だと思います。d3はコンクールが沢山あるので、自分の状況を知れる良い機会になりました。

講師からのアドバイスで印象に残っていること
入試前に「モチーフの特徴を言葉にして書き出す」と言われたことです。私は密度が高められないという不安があったのですが、方法が分かったことで恐れが無くなりました。また、アドバイスじゃないけど、自主制作期間中に先生と好きなものについて話せたおかげで怖かった先生へのイメージが柔らかくなり、リラックスして質問できるようになりました。

受験の心構え
私はデッサンは描き込み重視で、油絵は好きなようにやると決めて挑戦しました。今まで自分が頑張ってきたことを信じて、出来ることを一生懸命やれば結果はついてくると思います。

他 一言
好きなもの探しすることをお勧めします。d3には沢山の画集や参考作品があり、ギャラリーでは展覧会が開かれることもあります。もし絵を描くのが作業になりそうなら覗いてください。好きなものを増やすことやしたいことに挑戦することは楽しいです。そして自分の引出しが増えます。次に友達を作るといいです。私は、つらい時に励ましてくれて、たくさん褒めてくれた優しい友達や先輩のおかげでずっと頑張れました。これから入学する生徒さんたちへ、応援しています!頑張ってください。






東 愛華
八幡高校


佐賀大学 芸術表現コース
九州産業大学 ビジュアルデザイン学科

合格




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水彩



勉強と実技の両立が大切

d3で学んだこと
高3の夏から通い始めました。それまで講習会にも参加したことがなく周りよりも遅く始めたため、焦りよりも遅く始めたため、焦りを感じていましたが、その分何もかもが新鮮で知識やできることが増える喜びを感じながら楽しく学ぶことができました。佐賀大志望の友達との仲も深まり、お互いに刺激を受け励まし合いながら学べたのが1番頑張る活力になったと思います。コンクールは少しずつしか点が伸びなかったり、点数がなかったり不安を感じる時もありましたが、講評内容を毎回メモし、家で毎日復習し、自分なりの講評ノートを作っていました。自分や友達、いいなと思った作品の写真をコピーして貼り、良かった点、褒められた所、反省点、質問、ポイントなどの項目を作り、自分に合った復習方法を実践し、試験日まで続けたのが良かったと感じています。また、ディーキューブには沢山、他の人の作品を見れる機会や、熱意溢れる人たちと一緒に学べる環境、一人一人に寄り添った講評もあり、最後まで諦めずに制作し続けることができました。

講師からのアドバイスで印象に残っていること
「分かるまで描く」「形を合わせるのと空気遠近法は絶対のルール」
入試直前講習に入り水彩をしていく中で、講評の時に「どうしたら」と質問したことがあります。でも答えは目の前のモチーフであり。描けていないということはモチーフへの観察、理解が全然足りていないのだと気づくことができました。講評の度にできていないこと、自分の癖や、苦手な所が客観的に評価されることで分かるのだと感じ、佐賀大志望のみんなで講評を受けるようになりました。1つ1つの質問に分かるまで答えて下さり、入試前の不安も和らぎました。先生方に沢山のアドバイスをいただき、本番に思い出しながら、過度に緊張することもなく試験に挑むことができました。

受験の心構え
勉強と実技の両立が大切だと思います。佐賀大は配点が1対1だった上に私は実技を始めたのが遅いというのもあって、共通テストまでは週3で講習会を受け、後の時間は学科の勉強に当てました。特に家が遠かったのでバス内で単語帳やリスニング、単語アプリなど手軽にできる暗記系に取り組んでいました。共通テスト本番2日目は数学の途中で鼻血が出て焦って集中できず終わってしまったため、本番ギリギリまで自分を追い込まず、日頃からの体調管理も大切だと感じました。共通テストが終わってからはディーキューブの入試直前講習で朝からディーキューブへ行き実技の勉強に集中しました。自分の思うようにいかず、落ち込み、泣いたときもありましたが、友達と一緒にディーキューブに来てご飯を食べ制作するのをモチベーションにしてました。私は緊張しやすい性格のため、本番も友達と「頑張ろ!」と話してから試験を受けました。あとは今までの頑張りを発揮するのみという強い気持ちで挑みました。

他 一言
高3の夏からディーキューブへ入学しましたが、早めに通うべきだと感じました。講習会は気軽に短期間集中して取り組めるチャンスです。沢山講評を受け、疑問に感じたことは先生に質問したり、友達にアドバイスを求めたりすることが大切です。私は何度も先生や友達に助けられたので積極的にコミュニケーションをとるべきだと思います。講評は内容をメモするだけでなく、復習し、空き時間に見返すのが重要です。頭でわかっていても実践できないことが多かったので、何度も何度も自分の作品の改善点、魅力的な作品の良い所、ノートに描いた内容、写真なども見返してました。また、目標を立て実行することも必要です。この大学に入りたい、コンクールで◯◯点取りたいなど様々ですが、小さなことから目標を立て取り組むことでモチベーションや向上心につながると思います。8ヶ月という短い間でしたが、ディーキューブで学べて第一志望に合格できた経験は私にとってかけがえのないものです。






左方 知美
小倉高校


佐賀大学 芸術表現コース
九州産業大学 芸術表現学科

合格




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水彩



ディーキューブ用のノートをつくった

d3で学んだこと
絵は自分の気持ちが正直に表現されるものであるということを学びました。私はある日のコンクールで「上位は無理でも真ん中くらいの順位ならいいか」という気持ちっでデッサンをしてしまいました。結果はCで点数がつきませんでした。また、楽しいと思わず、悩みながら描いた絵の出来も良くありませんでした。逆に、描く前にモチーフをしっかりと観察してモチーフへの理解を深め、できると強く思いながら楽しく描いた絵は自分の中で満足いくものになりました。また、私は自分がどう描きたいのかを明確にすることの大切さも学びました。ただ目の前のモチーフを描くのではなく、主役は何にしたいのかを考えたり、作品の完成形をイメージしたりすることで初めて自分だけの絵になるのだということに気づくことができました。ディーキューブに1年間通い、絵を描く技術はもちろんですが、それ以外の大切なことも学ぶことができました。

講師からのアドバイスで印象に残っていること
ディーキューブに通い始めた頃は絵を描くのが「楽しい」という気持ちが大きかったのですが、秋頃になると「苦しい」「楽しくない」という気持ちが大きくなってしまいました。それは描く枚数が増えるたびに自分の問題点や悩みが増えたからだと思います。そんな時、先生に「絵を描くのも大切だけど、自分の問題点やすべきことを考えるのも大切だよ」と言われてはっとしました。絵は描きさえすれば上達すると思っていましたが、それだけではだめで、自分がどんな問題を抱えているのかや、自分がすべきことは何なのかをしっかり考えて理解しておかなければならないということに気づくことができました。以前は問題点が沢山あるのは分かるものの具体的には分からない状態で描いていましたが、一旦描くのをやめて自分と向き合ってから再び描くと楽しく描くことができました。

受験の心構え
ディーキュブ用のノートをつくりました。講評の中で大切だと思った言葉を書いたり、自分の絵を振り返って思ったこと(これはしてよかった これはすべきではなかった など)を書いたり、自分の問題点や悩みを書いたりしました。ノートを書く時間をつくることで自分の絵と向き合い、反省し、次に活かすことができたと思います。また、受験に向かっていく気持ちをつくることもできたと思います。私はこのノートを受験前日に改めて読み返しました。今まで教わってきたことを振り返ることはもちろんですが、自分がどのような気持ちでやってきたのかを振り返ることもできて、受験前の自分を安心させることに繋がったと思います。

他 一言
ディーキューブはとても素晴らしい場所です。私はディーキューブに通って、いつも優しくて素敵な友達や先輩方、先生方に出会うことができました。つらいときも友達や先輩方が描いている姿を見たり、先生方にアドバイス頂き頑張ることができました。ここでの出会いはとても大切なものになると思います。また他の人の絵を見ることはとても大切だと思います。他の人の絵を見て感動したり「この絵のここが素敵だな」と気づいたりすることで自分の絵をもっと良くすることができると思います。そして、少しでも分からないことがあれば先生に質問してください。どんなささいな質問をしても丁寧に的確な答えをくださると思います。また友達に聞いてみるのも良いと思います。絵を描くことを楽しんでください!応援しています!

※写真など、掲載している個人情報はご本人より了承をいただいています